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「第19回シルバー川柳」入選発表

当協会が、毎年「敬老の日」に向け公募している「シルバー川柳」の今年の入選作品が決定いたしました。今年で19回目を迎えた「シルバー川柳」は、8,793句が寄せられ、下記の20作品が入選しました。

男女比については今年は男性が59%、女性41%と、昨年に比べ、男性の割合が微増しています。従来どおりの「シルバー世代あるある」はもちろん、時事的に話題のキーワードも多く寄せられ、アクティブシニアの皆さんの関心の幅の広さを感じる作品群となりました。(公募期間:2019年3月1日~6月9日)

第19回入選作品                                ※順不同、敬称略

〇四元号生き抜き迎える白寿かな        山田祐四郎(男性・千葉県・97歳・無職)

〇みずあそびじじとおそろい手しわしわ       田村友理奈(女性・東京都・4歳・幼稚園生)

〇グレーヘアしたいがすでにハゲ頭           得能義孝(男性・広島県・76歳・無職)

〇既読スルーいいえ只今格闘中             福永敬子(女性・北海道・52歳・会社員)

〇初孫で娘の家まで定期券                 長瀬博(男性・東京都・68歳・会社員)

〇メルカリで誰も買わないワシの服        角森玲子(女性・島根県・51歳・自営業)

〇女房から生前退位せまられる             脇本英成(男性・兵庫県・68歳・アルバイト)

〇失言は家庭内でも命取り             おたやん(男性・和歌山県・64歳・無職)

〇オレオレの相手をしたいほどの暇            笑爺(男性・神奈川県・73歳・無職)

〇婚活の殺し文句は「看取ります」       大塚初子(女性・千葉県・66歳・団体職員)

〇居ないとき妻の枕を尻に敷く          鈴木冨士夫(男性・埼玉県・69歳・自営業)

〇挑んでも店員を呼ぶセルフレジ             中川潔(男性・福井県・54歳・会社員)

〇ボーっとしてテレビの中から叱られる       ツダアヤコ(女性・東京都・56歳・主婦)

〇高齢者疑心暗鬼のキャッシュレス         横山洋子(女性・静岡県・79歳・無職)

〇問診にオレより妻が答えてる             安本単(男性・静岡県・68歳・講師)

〇じいちゃんにスマホ教える孫5才             ハルル(女性・東京都・69歳・主婦)

〇自分でも事実か分からぬ武勇伝              しなやかーる(男性・滋賀県・66歳・無職)

〇若作りしても話題はみな昭和             多川義一(男性・兵庫県・79歳・無職)

〇筋肉は裏切らないと老いて知る           てる味(女性・広島県・67歳・主婦)

〇徘徊のルートAIにも読めず                 荘子隆(男性・宮崎県・67歳・会社員)

■応募状況

<応募総数>8,793作品

<応募者年齢>平均年齢:67.7歳 最年長:97歳(男性、女性共に) 最年少:4歳(女児)

<応募者男女比>男性:58.5%  女性:41.1%  性別不明:0.4%

年代構成比において、65歳以上の応募が微減し(対前年-2.2%)、40~64歳の応募が微増(+3.0%)しています。男女比では、男性が59%、女性41%と、昨年に続いて男性の割合が伸びています。40歳未満の応募者は全体の4.3%と少ないものの、シニア世代の様子を的確に表現した句が多く寄せられています。

■題材について

新元号に沸いた日本、川柳も応募増加

新元号に沸いた日本、今回は改元にまつわる川柳が多く寄せられました。特に、元号発表後からは「令和」を用いた川柳の応募が急増、シニア世代の関心の高さを感じました。また昨年に引き続き「生前退位」をコミカルに詠んだ句も多く寄せられました。

入選作:四元号生き抜き迎える白寿かな

若作りしても話題はみな昭和 

女房から生前退位せまられる

流行語と社会に敏感なシルバー世代

デジタル、AI(人工知能)にまつわる用語に加え、今年は人気テレビ番組(「チコちゃんに叱られる」「みんなで筋肉体操」など)の決め台詞や、最近話題のキーワードを読み込んだ作品が多く寄せられました。「セルフレジ」「キャッシュレス」「グレーヘア」など、日常生活に登場した新しいサービスや流行りものに対応できないシニア世代の様子がユーモアたっぷりに描かれています。

入選作:グレーヘアしたいがすでにハゲ頭

メルカリで誰も買わないワシの服

ボーっとしてテレビの中から叱られる

挑んでも店員を呼ぶセルフレジ

筋肉は裏切らないと老いて知る

題材ランキング一位、男性では「夫婦」ネタ、女性は「身内」ネタ。

題材ランキングの1位は、家族・身内ネタ。特に男性からの応募では「夫婦」がダントツで、定年後の微妙な上下(?)関係や、老後の楽しみ方の上手な妻との対比など、自虐的に描いた作品が目立ちました。子や孫から叱咤激励される様子、ペットのほうが優遇されている現実など、川柳から多くの日常が浮かんできます。

入選作: みずあそびじじとおそろい手しわしわ

居ないとき妻の枕を尻に敷く

失言は家庭内でも命取り

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